吉田 修一 弁護士

まずは「話しやすい友人」でありたいと思っています。弁護士として専門的な知識を持ち、頼りがいのある存在であるべきことはもちろん大事なので、常に知識をアップグレードするなど、自己研鑽を欠かさないようにしています。
ただ、専門性を活かして妥当な判断をするためには、相談者の方から十分にお話をしていただく必要があります。何が解決の糸口になるかは、お話の内容次第です。だからこそ、相談に来ていただいた皆さま方に、まずはいろいろとお話しいただかないと、何も始まりません。そうしたときには、何でもざっくばらんに話しやすいほうがいいに決まっていますよね。そのためにも、第一に、私自身が、相談者の方々にとって「フレンドリーな存在でありたい」と考えております。

“依頼者の方の意向に沿った形で解決ができたとき”です。もちろん、依頼者の方の個々の状況によっては必ずしもご希望にピッタリ沿えないことがあるかもしれません。その場合にも、「なぜそのような状況になってしまっているのか」、「ほかに何か納得できる選択肢はないか」などと、一緒に模索していく過程に、弁護士としてのやりがいを感じています。

借金に関するご相談が多いですね。「すべて支払い終えている」とか、「ずっと昔から借り入れていて過払い金がありそうだ」、というご相談であればプラスになるお話でいいのですが、毎回そういうわけにはいきません。「支払いが少し厳しい」とか「借金が思いのほか多くなってどうしようもない」というご相談が、コロナ禍の影響もあるのか、とても多いです。
とはいっても、普段相談いただく方々の多くは、ご家族に協力していただけることが多い印象です。そのおかげで破産といった大ごとにならずに済んだり、通常よりもスムーズに解決に至ったりすることも多いと感じます。

反対に、家族を思うあまり、「家族に迷惑かけたくないから相談できない」という場合や、「家族も同じように借金で困ってしまうことになった」というケースも見られます。こういった場合には、ご事情に応じて柔軟に対応させていただいております。ぜひ一度、そのあたりの事情も含めて、お気軽にご相談ください。

取り返しのつかない失敗や後悔を回避できる、というのが弁護士に依頼する最大のメリットですね。たとえば、ある日突然、「借りたお金を返してください！支払わなければ裁判します！」みたいな請求が来るわけです。そうしたときに、「怖いな…」などと思ってすぐに支払ってしまったとします。それでまったく法的に問題なく、納得して支払ったものであればいいのですが、「本当に支払わなければいけなかったのか（下記【例1】参照）」、「支払うべきだとしてその金額が本当に妥当だったのか（下記【例2】参照）」など、弁護士に相談したり依頼したりしないと、すべては藪の中です。本当にいい選択だったかどうかは、わからないわけです。弁護士にご相談いただければ、こういう取り返しのつかない後悔をしないように、事前に一緒にしっかり考えることができます。

また、お客さまの状況によっては、急な対応が必要なケースもあるかと思います。松本支店は、JR松本駅から徒歩5分圏内で、公共交通機関でお越しいただきやすいです。提携駐車場もありますので、駅前ですが駐車料金を気にせず、じっくり今後のことを相談・検討していただけます。
少々話は変わりますが、相談室の窓からは松本駅を発着する各種電車も望めます。電車好きの方々にはぜひ一度ご覧いただきたいですし、相談中の気分転換にも最適な環境と自負しております。

【例1】民法上消滅時効が成立して借金がなくなっているケースでは、基本的にそもそも支払う必要がないです。

【例2】過払い金について考慮せずに和解してしまうケースでは、本来なら過払い金の分だけ、借金が減額できたはずなのです。また、過払い金の金額が借金の額を上回れば、逆に取り返しができる場合もあり得ます。

印象深いことは、日々たくさんありますが、常に一番うれしいのは「話しやすかった」、「弁護士さんでも気さくな方はいらっしゃるんですね」などといった反応をいただけることですね。

「これって法律相談なのかな？」、「どうしたらいいのかな？」、「弁護士に相談するのって面倒だし、大変そうだな」と思っている方。あまり思い悩まないで、とりあえずアディーレにお電話ください。
繋がりにくいときもあるかもしれませんが、とにかく一度弁護士と話す機会を作ろうとしてください。弁護士と少し話をするだけで、その後の世界が大きく変わるかもしれません。ですので、ちょっとでも「おかしいな」、「これってそうなのかな？」と思ったら、とにかく一度、弁護士にご相談ください。